ハーブのデトックス効果で健康的にダイエットする方法
ハーブは、ラテン語で「草」を意味する「ヘルバ」という名称が由来とされています。古くから、病気の治療や美容に使われてきました。
医学の祖と言われるヒポクラテスは、医学の分野で何百種類にも及ぶハーブを処方し、後世に大きな影響を与えました。
今回、デトックス効果のあるハーブを紹介します。ハーブティーにして、体の中から毒素を出しましょう。
ローズヒップとは
ローズヒップはビタミンを多く含むハーブで、レモンの20~30倍ものビタミンを含んでいます。
原産地のチリでは、傷の治療に使用され、中国では漢方として腎臓系の治療に使用されています。
ローズヒップの効能
強壮、収れん、利尿、美肌、抗酸化作用、鎮静
ローズヒップの美容効果
ローズヒップは、美肌などに効果があります。また、ニキビの改善、美白にも効果があるとされています。
ローズヒップの精油を肌に直接塗って使用します。洗顔後の保湿や入浴中のパックでの使用もおすすめです。
ローズヒップの育て方
- 種まき:3月~5月、8月~9月
- 花が咲く時期:5~6月、10月~11月
- 収穫時期:5~6月、9~11月
苗から育てる場合が多いです。水はけのよい、粘土質の栄養たっぷりの土を用意しましょう。
花が咲く時期は、病気や害虫が発生しやすいので注意が必要です。
ローズヒップの料理レシピ
ローズヒップジャム:ローズヒップを水で煮込み、ハチミツや砂糖を加えてさらに煮詰めて完成です。ローズヒップティーやワインを加えると、さらに風味が豊かになります。
ローズヒップの実を乾燥して保存食:ローズヒップは乾燥させて保存すると、使い道がアップします。乾燥したものを酢につければローズヒップビネガーに。ヨーグルトに入れても〇
ローズヒップのハーブティーの作り方
- 乾燥したローズヒップ(大さじ1杯)をポットに入れます。
- 熱湯を注ぎ、5~10分蒸らします。
- 味が薄い場合は、お湯を注ぐ前に実をつぶすと、味が出やすいです。
- ハチミツを加えると酸味が和らぎ、飲みやすくなります。
ローズヒップのハーブティーレシピは、ビタミンCで健康効果!ローズヒップのハーブティーの簡単レシピでもご紹介しています。
ダンディライオンとは
ダンディライオンは、日本では「西洋タンポポ」という名前で知られています。
雑草のイメージが強いですが、インドの伝統医学であるアーユルヴェーダにおいて、肝臓や胆のうの不調に利用されていました。
ダンディライオンの効能
利尿、便秘解消、抗リウマチなど
ダンディライオンの育て方
- 種まき:3月~4月、9月~10月
- 花が咲く時期:3~4月
- 収穫時期:2~4月、9~11月
日当たりと水はけがよい場所で、種から簡単に育てられます。
ダンディライオンのハーブティー
ほうじ茶のような香ばしさが特徴的です。たんぽぽコーヒーと呼ばれる、根を乾燥させて煎じて飲む方法もあります。
便秘の改善に役立つダンディライオンのハーブティーでもハーブティーの作り方をご紹介しています。
エルダーとは
エルダーは、アングロ・サクソン人が火(アングロ・サクソン語で、)を起こすために枝を利用していました。
エルダーの効能
発汗、利尿、抗ウイルス、去たん、便秘改善など
エルダーの育て方
- 種まき:3月~4月、9月
- 花が咲く時期:5~6月
- 収穫時期:4月~11月
乾燥に弱いので、水やりに注意しましょう。夏は、半日陰に置くとよいです。
エルダーのハーブティーの作り方
風邪やインフルエンザの症状を緩和させる効果があります。また、感染症予防のうがい薬としても利用できます。
- 乾燥したエルダーフラワー(小さじ1)をポットに入れて熱湯を注ぎます。
- 蓋をして、2~3分蒸らして、完成です。香りをかぎながら飲むと、より美味しく飲めます。
インフルエンザに効果あり!エルダーフラワーハーブティーのレシピでも、エルダーの簡単ハーブティーレシピをご紹介していますので、是非ご覧くださいね。