ハーブの育て方・栽培方法【種や苗から初心者でも簡単にできる!】
ハーブは、元々から生命力が強い植物です。そのため、ガーデニング初心者の方でも育てやすい植物となっています。
ハーブの育て方のコツと苗や種からの育て方をご紹介します。
ハーブはたっぷり日光に当てる
ハーブは、殆どが日光が大好きな植物です。半日~1日中、日光があたる南向きの場所で育てましょう。
ミントやチャービルなどは、日陰を好みますので、ハーブの種類によって変わります。
ハーブに防虫対策をしよう
日本の環境では、高温多湿のため、害虫がつきやすいです。
ハーブ自体が香りがあるので害虫がつきにくいイメージがありますが、きちんと管理を行った方がよいでしょう。
なるべく風通しが良い場所で育てましょう。また、葉などの健康状態もまめにチェックしましょう。
ハーブは乾燥気味に育てる
ハーブは、湿気が少ない地中海地方が原産の植物です。そのため、乾燥に強い反面、多湿は苦手です。
水やりは種まきから発芽までと植え付け前後のみに行います。あとは、放っておいて自然に任せましょう。
日ごろの水やりは、回数は少なめで、土が乾いたら、鉢の底から水が流れるぐらいたっぷり与えましょう。
ハーブの寿命を知って育てよう
ハーブには、一年草、多年草などの種類があります。それによって、寿命も異なります。
一年草は、バジルやディルなどになります。一年草とは、1年間のうちに発芽・開花して、種を残して終わる植物のことです。
二年草は、1年目は生長期間、2年目に開花して種を残して終わる植物になります。
多年草は、一度、植えれば数年は生き続ける植物で、多くのハーブはこの種類になります。冬に葉が残っているハーブと、冬場は葉っぱが枯れて根っこは生き残っているハーブと2種類があります。
ハーブの苗の選び方
種からハーブを育てるのは難しいため、初心者は苗からハーブを育てましょう。
春に苗を購入し、植え付けを行うと、簡単に育てられます。鉢植えの場合、苗が成長して底から根が生えてきたら、一回り大きな鉢に植えましょう。
- 根元や茎は太くて丈夫、香りが強い苗を選びましょう。
- 苗の土が硬め、苔が生えているものは避けましょう。
苗から育てやすいハーブの種類
- オレガノ
- セージ
- タイム
- バジル
- ミント
- レモングラス
- ローズマリー
ハーブの種からの育て方
非常に手間がかかりますが、上手く育てば収穫もたくさんできます。
春に種をまくタイプと秋に種をまくタイプがあります。
- できるだけ新鮮な種を選びましょう。
- 赤玉土に固形状の肥料を混ぜて、十分に湿らせてから種をまきます。
- 根がまっすぐ下に伸びるものは、植え替えをしない直まきにしましょう。
種から育てやすいハーブの種類
下記は直まきに向いているハーブです。
- セージ
- チャービル
- ディル
- パセリ
- フェンネル
次に、床まき(植え替えをする植え方)に向いているハーブを紹介します。
- オレガノ
- カモミール
- タイム
- ラベンダー