記事の詳細
乳液のベタベタする感触が苦手な人は、ハーブでお手製のものを作ってみるのはいかがでしょうか。
とろみのある乳液でベタつきすぎず、さらりと潤います。
目次
ハーブで手作り乳液で用意するもの
材料
・ドライハーブ ・・・・・・20g
・精製水 ・・・・・・・・・120ml
・無水エタノール ・・・・・80ml
・グリセリン ・・・・・・・小さじ1/2
・キサンタンガム ・・・・・小さじ1/10
・マカデミアナッツオイル ・大さじ1
肌によいハーブはたくさんありますが、今回は美白に絞ったものを紹介したいと思います。
たとえば・・・
イランイラン
カモミール・ロマン
クラリセージ
ゼラニウム
ローズオットー
などです。
それ1つで使ってもいいですし、効能ごとに組み合わせても使えます。
道具
・密閉容器
・ビーカー
・はかり
・コーヒーフィルター
・保存容器
・ガラスボウル
・ガラス棒
・乳液容器
ハーブで手作り乳液の作り方
1.密閉容器にドライハーブを入れます。
2.精製水と無水エタノールを加えて、密閉します。
3.直射日光の当たらないところで約1ヶ月間保管します。
(できれば毎日容器を振って、なじませるのが望ましいです)
4.1ヶ月経ったら、液をコーヒーフィルターでろ過して、保存容器に移し替えます。
5.ガラスボウルにグリセリンとキサンタンガムを入れ、ガラス棒でよく混ぜあわせます。
6.続いて、マカデミアナッツオイルを加え、よく混ぜあわせます。
7.4でできた液体を40ml加え、かき混ぜ、乳液容器に移し替えます。
保存期間は1~2週間です。
ドライハーブから作るとちょっと大変という人は、4でできた液体40mlに代えて、精油2滴を加えた精製水でも大丈夫です。
4で作った液体は一般的にはハーブティンクチャーと言われており、保存期間は6ヶ月ほどあり、長く使えるのがうれしいですね。
ハーブで手作り乳液で使ったハーブの効能
( 名前 )イランイラン
( 香り )南国を思わせる甘い香り
( 効能 )肌とホルモンの調子を整える。
皮脂の分泌を調整する効果があります。またホルモンバランスを整えるとされているので、女性特有のトラブルにも効果があるといわれています。
( 名前 )カモミール・ロマン
( 香り )青りんごのような甘酸っぱい香り
( 効能 )皮膚の代謝を高める
「植物のお医者さん」と言われるハーブです。
中枢神経に働きかけ、心のバランスが取れるように導くといわれています。皮膚の代謝を高める効果があるとされています。
( 名前 )クラリセージ
( 香り )ナッツのような甘みを含むスッキリした香り
( 効能 )強い緊張をほぐし、幸福感を与える
女性ホルモンのエストロゲンに似た作用のある成分を含んでおり、通経作用があります。
更年期障害やPMS、月経不順など女性特有の悩みに効果があるとされています。
( 名前 )ゼラニウム
( 香り )バラのような甘さを含み、ミントのような清涼感のある香り
( 効能 )自律神経のバランスを調整する
ゼラニウムは、余分な水分や老廃物を身体から排出させる効果があるとされています。
また、肌によい成分が多く含まれており、肌をアンチエイジングさせるといわれています。
( 名前 )ローズオットー
( 香り )甘みと深みのある、しっかりとしたバラに香り
( 効能 )傷ついた心をやさしく癒す
不安やショックで不安定になった心を安定させるのに効果があります。
子宮を強壮し、ホルモンバランスを整える作用があり、女性のトラブルに効果があるといわれています。