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アロマティカスは食べられる多肉植物
アロマティカスは、多肉植物でありながら、食用、ハーブティー、アロマテラピーなどに使える用途の広い植物です。多肉質の葉っぱは細かい産毛で覆われており、見た目にも可愛らしい、涼しげな表情です。こすったりつぶしたりすると芳香を発します。意外にも、甘いミントのようないい香り。このため、香料や香水などとしても使われています。
アロマティカスの使用方法
香りはミント+食感はアロエ=アロマティカスといってもいいでしょう。そのまま食べてももちろん大丈夫です。
1.アロマティカス・ティー
アロマティカスをお湯に少量浮かべてあげれば、ハーブティーができあがります。このときの注意点は、摘み取ったアロマティカスを千切って水洗いし、水を切っておくことです。お湯は少し高い位置から注ぐようにしましょう(ジャンピングといいます)。数分たったらできあがり。少し飲みやすくしたければハチミツを加えるのもありです。
2.薬味
うどんなどの薬味としても使えます。今日はちょっと違う気分…というときに試してみるものいいでしょう。また、お肉料理のときに臭みを消すのに使うローズマリーの代わりにもなりますよ。
3.香水や火傷にも
ナチュラルな香水としても使えるアロマティカスは、葉を触るといい香りがしますので、手首や首元にすこしこすって香りをつけてあげるといいでしょう。すっきりとした爽やかな気分になります。また、アロエと同様に、火傷に効くメディカルプランツとしても使うこともできます。
アロマティカスの育て方
育てたことのない人でも、また幾つも植物を駄目にしてしまっている人でも、上手に育てることができます。多肉植物=枯れないのイメージの通り、アロマティカスは育てるのも増やすのも簡単なのです。
アロマティカスは乾燥を好みます。水やりは2~3週間を目安に、表面の土が乾いてから上げましょう。あげすぎは根腐れのもと。少々、ズボラな方が上手くいくでしょう。また、日光を好みますので、日当たりのよい(直射日光ではない)場所で管理します。耐寒性はないので、屋内で育てたほうが無難でしょう。
増やし方も、多肉植物なのでとてもシンプルです。間延びした枝を切ったついでに、用土に植えておけば芽が出てきますので、この繰り返しで増やすことができます。
アロマティカスの特徴
ミントのような芳香と、多肉植物のような育てやすさ。そして見た目もかわいいので、インテリアの一部としても癒しの効果がありそうですよね。自宅でも育てることが可能なので、是非この機会にお試しください。